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​メンタルヘルスケアを充実させて

健康経営を実践しましょう!

​〜地元で働く人々の幸せのために〜

1 はじめに

 最近トレンディなWell-being経営とは、「従業員を含む、会社関係者の全てが、心身ともに健康であることに加え、良好な人間関係、安定した経済状況などの社会的な面でも満足できるような職場環境の整備および事業運営」と定義される、企業経営の理想的な姿だそうです。今まさに厚生労働省が旗振り役になって、国を挙げて推奨していますが、経済産業省の「健康経営」の方が、現状に即していると思われます。

 

 私は、日本に馴染む健康経営の核心である「心身の健康」と「良好な人間関係づくり」という、専門分野の臨床心理学に関わる点に着目しました。そこで判明したことは、労使のWin-Win関係から程遠い状態にあるということです。根本的な施策の改善​と具体的な実践が求められることが、明らかになりました。

2 ストレスチェックの問題点

 2015年「労働安全衛生法」の法的背景の下、従業員50名以上の事業所に対して、「ストレスチェック制度」が義務化されました。厚生労働省の資料によると、下記の実施手順で行われるそうです。実施条件も一筋縄ではいかず、実施する上では、人的コストも相当かかることでしょう。最終的には、労働基準監督署への報告が義務付けられている、法的束縛が非常にシビアな検査だと聞きました。また、受検者である従業員側からもネガティヴな反応が多いようです。まずは、検査を受ける側の実態について、本音としての具体例を収集してみました。

連合ストレスチェック.jpeg

​心理検査としての信頼性や妥当性は?

​ ストレスチェックは、概略的にはこうした実施手順で行われますが、従業員の不利益にならないようにと、細かな配慮が成され、役割分担が厳密に定められています。

 大筋で大別しますと、青色が事業者側で、ピンク色が事業場外の産業医などに分けられて、人事権の及ばぬところで検査が行われるとのこと。検査結果は、直接本人に郵送等でフィードバックされるため、そして、実施要綱上に限っては守秘義務が徹底されているように見受けられます。

 しかし、このストレスチェックシステム制度で、何がどこまでわかるのかという素朴な疑問が浮かんできます。

  私は、2014年に転職。従業員が約30名の小規模団体に勤務するという経歴ですので、ストレスチェックを受けた経験が、一度もありません。従業員50名以上の事業場で、実施の細かな点まで法的義務のあるストレスチェックとは、いかなるものか。厚生労働省の実施要綱や関連業者の資料を読み漁り、由利本荘市やにかほ市在住の様々な業種にお勤めの方々から、ストレスチェック制度に対する感想・意見等を収集してみました。その中の、ごく一部の受け取り方であることを、あらかじめ申し添えます。

(1)調査時期:2023年6月〜9月

(2)質問内容:毎年行われるストレスチェックについて、口頭による感想や意見等

(3)対象者:本荘由利地域で働く人々 

(4)勤務先:製造業の工場、病院、福祉関係事業所(主として介護業務)、大型販売店

(5)調査方法:電話、E-mail、LINE等

(6) ストレスチェックについての感想や意見等。ネガティブな回答ばかりでした。

 

#1年に1回だけでは不十分過ぎ #やりっ放し #心の四択問題なんて信用できない #受けないとマイナス待遇 #当たり障りのない選択肢を選ぶのが常識 #目立たないようにするのが安全 #法律なので仕方ないそうだ #会社が個人的な問題など本気で心配するわけない #全問同じ選択肢で終了。#パワハラはなくならない #嫌なことを思い出すための検査 #医者の指導は受けたくない。#上に筒抜け状態 #うつ状態を知られたら問題社員扱いになる #チクリ検査らしい #できれば受けたくない 〜以下略〜

​ こうした回答の数々をご覧になり、お怒りの方もいらっしゃることでしょう。従業員が、ストレスチェックだけに関しても、これほどの不信感をあらわにしているとするならば、勤務先の様々な施策に対しても、一事が万事の不信感を生む要因になり得る実態でありことは、明らかでしょう。雇用される側が、恩を仇で返すが如き理不尽極まりないことを阻止する意味でも、この制度等に関する対策が急務と考えます。

 ここ本荘由利の地には、大企業傘下の製造業の工場に加えて、各種老人介護施設が林立しています。私の身内や教え子たちの話を聞くと、工場内での相当な根気が求められつつ延々と続く作業や、介護現場や病院での看護業務等も、心身にハード極まりない仕事が多いと聞きました。そのため、病気休暇の取得者や離職者も多いようで、この地域特有の人間関係面においても、相当ストレスフルであることを想像するのは、容易なことです。各事業場でのメンタルヘルスケアが、間に合わない危機的状況にあるのかもしれません。

 私は、地元でカウンセリング・心理療法を行なっている学校心理士です。長年、主として教育現場での相談業務に携わってきました。その恩返しをしたい気待ちで、定年退職後は、地元の本荘由利地域で働く方々の心の支えになれないかと考えるようになりました。そんな経緯で、職場で義務化されている「ストレスチェック制度」の内容を調べ始めた次第です。明らかになったことは、厚生労働省による制度の趣旨説明や実施内容と、検査を受ける側である労働者の反応との間に、大きな乖離が生じていることです。また、検査を実施する法的義務を果たすべき各事業場を経営・運営する方々も、悩み多きことと推察いたします。

 唐突ながら、私は、どんな専門家にも劣らない自負があります。それは、私自身が生粋の地元民であることです。本荘由利地域で働く方々に寄り添い、専門的知見を駆使して心の問題解決に導く上で、同じ環境で生まれ育ち働いてきた経験や事実を、最もアピールしたいのです。加えて、県外で12年の生活経験があります。地元を大切にしつつも、時には必要に応じて、地元を客観視することも必要かと思われます。

 残念ながら、本荘由利地区は、カウンセリング不毛の地です。他県や他地域を比較しても、心の問題は軽視されがちな地域です。それに反して、実際は、心の問題に思い悩んでいるケースが多すぎるという矛盾を抱えています。そこで、生粋の地元民である私のお役に立てそうなことについて、専門とする臨床心理学の観点から、斬新と思われる取組につきまして、以下に述べさせていただきます。 

​3 私がお役に立てること

​労働安全衛生法等の規定による
​職場におけるメンタルヘルス対策
​◯ 衛生委員会での調査審議
​◯ 心の健康づくり計画の策定

<一次予防>
​メンタルヘルス不調の未然防止

4つのケア
​セルフケア
​→専門家による指導・助言が必須

 事業者は労働者に対して、次に示すセルフケアが行われるように教育研修、情報提供をおこなうなどの支援をすることが重要です。また、管理監督者にとってもセルフケアは重要であり、事業者はセルフケアの対象として、管理監督者も含めましょう。→対象者は全ての従業員

・ストレスやメンタルヘルスに対する正しい理解

・ストレスチェックなどを活用したストレスへの気づき

​・ストレスへの個人的な対処方法の研修・相談活動

​ラインによるケア
​→管理監督者による指導・助言等

・職場環境の把握と改善   

・労働者からの相談対応    

​・職場復帰における支援、など

​事業場内産業保健スタッフによるケア

​  →専門家(産業医等)によるセルフ&ラインケアの支援

・具体的なメンタルヘルスケアの実施に関する企画立案

・個人の健康情報の取り扱い

​・事業外資源とのネットワークの形成やその窓口

​事業場外資源によるケア
​→外部専門家による指導・助言

専門家の情報提供や助言を受けるなど、サービスの活用

・社内外のネットワークの構築による体制づくり

​・職場復帰における支援、など

​ストレスチェック制度の実施

<二次予防>
不調の早期発見と適切な対応

・ストレスチェック受検者個々の健康情報の活用

・上司、産業保健スタッフ等による早期発見と適切な対応

​<三次予防>
休業中の従業員へ職場復帰支援

・外部の専門家等と連携して、職場復帰プログラムを策定して、実施。プログラムの適時見直しと修正案の策定

​厚生労働省「職場における心の健康づくり」p7より
厚生労働省「職場におけるメンタルヘルス対策について」p5より
※NISSAY Business INSIGHT を参考に加筆あり。
1. 福利厚生とメンタルヘルスケアの基本
​2. メンタルヘルスケアに関係する福利厚生の主な施策・制度例
​太字・傍線は、髙橋亨に依る。

​ 上記の図表にあるメンタルヘルス対策の一般的な知識は、厚生労働省の「こころの耳」サイトに網羅してあります。個人的にスマホ版を活用すれば、セルフケアやラインケアに関する知識に関しては、事足りるのかもしれません。しかし、「専門家」の講釈による知識だけでは、メンタルヘルスケアに関する実際の行動までには至らないと考えます。

 

 それ以前に、「心の健康」と「良好な人間関係」について、それらを自分の問題として考える場を経験することが、必要です。知識理解から具体性のある実践に至るための必須事項だからです。

 また、「ヘルスケア」「ラインケア」は、ストレス過多状態に気づき、リフレッシュすることと単純化されています。素人考えでは、ストレスが溜まったら発散するということになりますが、重圧化したストレスは、自力では解決不可能です。軽く受け流せなくなったストレスは「脳疲労」という状態に至ってています。また事業場内産業保健スタッフを頼っても限界があるでしょう。つまり、内輪だけの取組だけでは、「メンタルヘルスの未然防止」は無理だと考えらえます。こうして、第一次予防体制は、いとも簡単に崩壊するということです。

 

 第二次予防の段階では、「抑うつ症状」が発見されます。上の図では、「早期発見」とされていますが、ケアではなく、既に医師の診療が必要な段階です。こうした「手遅れ」状態にならないためには、教育研修を効果的な内容にしていくべきでしょう。 

​ 私が専門にしていることは、「サービス」ページに載せてある、臨床心理学的アプローチです、教育現場での長きに渡る実践経験があります。そのため、バリエーション豊富に実施可能です。先の図表では「事業場外資源によるケア」に該当します。個人的なカウンセリング・心理療法やセミナー(研修)によって、セルフケア、ラインケアのフォローアップを図っていきたいと考えております。

 

 まず、個別対応では、本人を対象とするカウンセリングと、職場で指導的立場である管理監督者やご家族の相談を受ける「コンサルテーション」の2種類をご用意しております。実践例としては、不登校生徒本人とは会えない場合に、親御さんとの相談を継続した結果、学校復帰に至ったというケースがあります。 

 

 また、個別相談も対面とOn-Line相談の2種類用意させていただいております。現在も、ある保護者とのショート・メールで継続中のケースがあります。

 

 さらに、集団を対象としたカウンセリングもできます。一見、ゲームを楽しんでいるようにに見えます。

しかし、参加者の自己理解やグループ内の相互理解を進めているのです。カウンセラーは、ファシリテーター(進行役)に徹します。中学校の集団指導等で、数多くの経験があります。

 ごくごく一部ですが、3つほどご紹介します。

 

1. 模擬カウンセリング体験

 

 「カウンセリング」に対する敷居を低くすることを主目的とします。守秘義務厳守の下に第三者に対して自分のことを自由に話してもらう経験です。実施時間は、一人につき10分程度、振り返りが5分程度を考えています。できれば、カタルシス(スッキリ感)を経験してほしいです。時には、誰にも知られていないメンタル不調の方が出てくるかもしれません。とにかく「クライエント経験」そのものを重視します。

 対象者は、まず希望者。そして数人のセクションごとなど、シフトを組んでいくといいでしょう。守秘義務厳守のため、相談内容は絶対に明かしません。

2. アサーション・トレーニング

 「アサーション」とは、「爽やかな自己表現」という意味です。中学校では「いじめ対策」をねらいとしていましたが、管理監督者(管理職)に対しては、ズバリ「パワハラ防止策」のエクササイズを行います。逆に、「Z世代」と呼ばれる若い人たち向けの、社会人の一般常識に関するエクササイズも可能です。ですから、立場や年齢層にこだわらず、実施可能です。

 中学生には、「ドラえもん」の登場人物を使って進めました。さて、あなたは、のび太、ジャイアン、スネ夫、シズカちゃんの中の誰になるのでしょうか。簡易なアサーションテストとフィードバック付きです。なお、私のエクササイズ(教育研修)では、指名発言しなければならないという心配は、全く無用です。

3. 構成的エンカウンター・グループ

                

 集団を対象としたカウンセリングのグループワークエクササイズです。スペースさえ許せば、100人でも対応可能です。ただし、5〜7人の小集団構成になる必要があります。ねらいは、エクササイズによって異なりますが、だいたいが「チームプレイの育成」になりますので、管理職と部下のグループ構成にも対応できます。知的に面白い内容です。

 教育現場では、生徒全員が夢中になって取り組み、互いのよさを認め合うという結果になりました。職場では、ミーティングや会議での建設的な話し合いが、期待できるでしょう。ただし、このエクササイズのファシリテーターは、素人禁止です。専門家によるトラウマ防止の徹底的な配慮が必要です。

 このように、「心の健康」『良好な人間関係」などの健康経営に直結した活動を提供いたします。もちろん、カウンセリング・心理療法やコンサルテーションなど、一般的な「悩み相談」も、随時受け入れております。

 つまり、単なる相談相手を超越した、オールマイティな心理士だと捉えていただきたいと思います。更には、「面白くてタメになる臨床心理学の教育研修授業者」だとも認識していただきたいと思います。​
 

 どうぞ、このような使い勝手のいい心理士として、ご利用ください。なお、「補足説明 企画書」のページも、是非ご覧ください。

015-0864

秋田県由利本荘市大鍬町 117-2

 

学校心理士

​健康経営アドバイザー

髙  橋     

  お問い合わせは、私から私へメールを送ります。バレません、チャットもバレませんので、ご心配なく。なお、プロフィールはパスワードが必要です。ご質問があったり、こんな私の個人情報を知りたいという方は、チャットか「お問い合わせ」ページで、お尋ねください。

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